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本日の現場
あの忌まわしい二度目のBOMから、一ヵ月半が経過した。
早くも、その報道を続けるメディアは少なくなった。

実行犯とされる三人のうち、一人の身元は判明したようだが、
残る二人の身元等について、捜査が進展しているのか?いないのか?、
インドネシア国内においても、その後の捜査の行方を知る者は、
多くはないようだ・・・。


「知ること(無関心にならない)」が私たちに出来る、テロへの抑止力
のひとつだと思う。


その現場の「今」を知りたくて、行って来ました、KUTAへ。



本日の現場_c0074067_19525542.jpgクタ・ギャラリア

魅力的なブティックや飲食店がそうそうと並ぶ施設。
だが、人通りは殆ど無く、閑散としている。







本日の現場_c0074067_1956951.jpg本日の現場

シャッターが閉ざされているが、その他はそのままの状態。
建物に近寄ると、焦げた臭いがまだ漂っている。
道路中央の椰子に付いた爆発痕?がなまめかしい。







本日の現場_c0074067_201854.jpg人通りは少なく、欧米人が時折通りすぎるだけ・・・。
この現場に目をやる人、カメラに収める人などは皆無であった。

真向かいの「POLO」は、未だドアガラスが外されたまま、営業を続けている。






一見、平穏を取り戻したかに見えるテロの現場。
がしかし、その犯人グループは未だ拘束されておらず、
殺傷力の高い爆弾を持ったまま、逃走中との報道である。

黙祷を捧げるワタシ達も、明日は我が身かもしれない・・・
by baik2 | 2005-11-16 20:12 | インドネシア | Trackback | Comments(4)
Commented by メエ at 2005-11-18 10:33 x
あ~あたしもその前を通って、よくマタハリデパートで買い物をしてたな~。もし全てのテロリストが一瞬にして今消えてしまったとしたら、もうテロは起こらないかな・・・。又、時間がたてばテロリストは存在してしまうのかな・・・・。なくなってほしいな・・・・・。そうならない様な世の中になってほしいですな・・・。
Commented by titiang at 2005-11-18 18:37
私は今回クタには行ってないのですが、ウブドもサヌールも結構人がいたんですよね・・・。
でも、やっぱりクタのこの場所は人通りが少ないんですね。
テロの犯人グループが捕まったとしても、新たなテロリストが現れるんでしょうか。
いつになったら世界中が安心できる場所になるんでしょうね。
Commented by baik2 at 2005-11-18 18:55
☆メエさん・・・こんばんは。
 そうですね、もし瞬時にテロリストがこの世から消えたとしても、
 また次なるテロリストが生まれるんでしょうね。
 憎しみは憎しみを生む、そんな連鎖なんでしょうか?。
Commented by baik2 at 2005-11-18 19:04
☆ titiangさん・・・こんばんは。
 そのようですね。さらりとサヌールの町を通り過ぎましたが、観光客を
 少なからず見かけました。
 たとえ自爆するその行為が、神の思し召しであるという教義であった
 としても、罪のない他人の命を奪う権利はどこにもない。
 悲しい連鎖はもうヤメにして欲しいですね・・・。
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