百箇日法要
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身体髪膚、之を父母に受く(しんたいはっぷ、これをふぼにうく)。
敢て毀傷せざるは、孝の始めなり(あえてきしょうせざるは、こうのはじめなり)。
身を立て道を行い、名を後世に揚げ、もって父母を顕わすは、孝の終りなり



十三経のひとつ 『孝経』の冒頭だそうだ。

髪の一節から身体の隅ずみまで、人間はその全存在を親(先祖)からいただいた。
自分勝手に身体を傷つけてはいけない。それが孝の始めである。
成人し人の道に外れない行ないをし、立身出世をして名を後世に残す、
それが父母の名を高からしむる事になる。これが孝の終わりである。


と、このような意味になるらしい。



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先日、父の百箇日の法要、いや、正しくは墓参りをした。



『あれは、病院で父を検査着に着替えさせていた時のこと。
 控え室がとても寒く、順番待ちで検査着一枚の父が小刻みに震えていた。
 冷えた体をさすっていると、その皺々になった手足、シミだらけの体、
 骨の浮き出た肩や胸が目に留まり、なぜか急に目頭が熱くなり涙が滲んだ。
 父には気付かれないよう、屈み込んで足をさすり続けた。

 この時だった。
 「あぁ~私の身体はこの人からいただいたものなのだな」、とハッキリ私は自覚した。
 言葉では言い表せない、内から湧き出でる感情であったからこそ、
 不意に涙がこぼれたのだ。
 これは悲哀ではなく、随喜の涙であったはずだ。』






冒頭にある「孝」とは、その反対語に「不孝」があり、こと親に対しては
「親不孝」となるらしい。


「孝」の始めには首を傾げ、「孝」の終わりも示せなかった親不幸者ですが、
自今生涯、遺された母を護り、家族と共に幸せを念じて暮らしていきます。

墓前に手を合わせ、私は父にこう誓った・・・
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by baik2 | 2013-01-11 22:30 | ブログ | Comments(6)
Commented by SHOKO at 2013-01-14 11:11 x
baikさん
ご無沙汰しておりました。
新しパソコンでようやくまた動き出しました。
お父様、天国でどうぞ安らかに・・・ご冥福を
お祈り申し上げます。
Commented by slow-foxtrot at 2013-01-15 10:43
meroです。
大変ご無沙汰しておりました。
お父様、お亡くなりになられていらしたのですね。気付かず、今更すいません。
どうかお父様の魂が安らかでありますように。

孝に関しては耳が痛いばかりですが、今さら遅いということはないですよね。一つでも二つでも孝行できれば、と思いました。
Commented by arak_okano at 2013-01-16 20:22
御父様のご法要ご苦労様です。天国から、ご家族様の幸せの祈りが届いていると思います。
Commented by baik2 at 2013-01-17 22:37
☆SHOKOさん、こんばんは。
 ありがとうございます。
 儀(式)としてはひと段落がつきました。

 新しいパソコンでどしどしのUPを楽しみにしておりま~す(^^/
Commented by baik2 at 2013-01-17 22:38
☆meroさん、こんばんは。
 ありがとうございます。
 
 親孝行したくないのに親がいて・・・なんて冗談を言っていましたが、
 いざ居なくなるとポッカリと心に穴が開いたような・・・
 その分母親に「孝」を積みたいと思います。
Commented by baik2 at 2013-01-17 22:39
☆arakさん、こんばんは。
 ありがとうございます。

 天国から家族を見守っていてくれていると信じています。
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